#05 歯科衛生士のための 運動器からみる口腔機能管理入門/口腔機能管理の本質を理解するために運動器を知り臨床に活かす
配信者 姫野かつよ・島田淳
歯科>学術・スキルアップ>顎関節症 歯科>学術・スキルアップ>咬合・機能 歯科>その他>その他

プログラム
近年、口腔健康管理は「口腔衛生管理」と「口腔機能管理」に分化し、さらに口腔機能発達不全症・口腔機能低下症といった疾患概念が保険収載されたことで、機能管理の重要性が急速に高まっています。しかし、制度化に至る経緯が複雑であること、また口腔機能を支える身体の構造への理解が十分でないことから、現場では“口腔機能管理の本質”が掴みにくい状況が続いています。
本講義ではまず、歯科衛生士の立場から口腔機能管理の成立過程を整理し、理解が進みにくい背景を「運動器」という視点から読み解きます。続いて、「口腔機能は運動器によってつくられる」という基本概念を提示し、身体の構造を踏まえることで歯科臨床がどのように変わるのかを具体的に示します。
■ 臨床での応用例
【スポーツ歯科】
スポーツ選手の口腔機能管理では、運動器の理解が口腔体操の構築に不可欠であり、口腔の健康がパフォーマンス向上にも直結します。
【口腔機能発達不全症】
口腔筋機能療法の指導では、顎・舌・口腔周囲筋を「運動器として適切に使う」を理解することで、正しい運動学習を促すことができます。
【顎関節症】
顎関節症では、咀嚼筋や顎関節だけでなくメンタルが病態に関与する理由は、運動器の構成原理から説明できます。身体のしくみを理解すると、病態把握が格段に容易になります。
【口腔機能低下症】
運動器の構成要素ごとに老化の進み方が異なるため、身体の構造を踏まえることで、機能管理の指導がシンプルかつ的確になります。
本セミナーでは、歯科衛生士が運動器を理解することで、口腔機能管理の“見えにくかった部分”が整理され、臨床での判断や指導がどれほど楽になるかをお分かりいただけるものと思います。
講師

姫野 かつよ 先生
タケウチ歯科クリニック 歯科衛生士 / 健康運動指導士
略歴・資格・著書等を表示 +
【略歴】
・聖母女学院児童教育学科卒業
・京都歯科医療技術専門学校衛生士科卒業
・いなみ矯正歯科勤務
【現在】
・タケウチ歯科スポーツ診療部勤務
・京都歯科医療技術専門学校非常勤講師
・日本スポーツデンティストクラブDH部門代表
・口腔理学療法研究会DH部門代表
【資格など】
・日本スポーツ歯科医学会認定スポーツデンタルハイジニスト
・健康運動指導士
・日本赤十字救急法救急員
・保育士
【研究発表活動】
・日本歯科衛生学会発表(9回)、論文(4編)
・日本スポーツ歯科医学会発表(6回)
・日本歯科衛生会広報誌“日衛だより”2003年 執筆記事
・医学情報社“DENTAL Today”2003年 執筆記事
・デンタルハイジーン 2005年4月号、2013年10月号 執筆記事
・モリタデンタルマガジン 執筆記事多数(歯科衛生士ができるお口の健康づくりシリーズ、歯科だから出来る”ガムの運動療法‟、運動指導と手技療法に必要な身体運動知識 ほか)
・その他 モリタセミナーを始め、年間講演多数
【年間スポーツ選手サポート活動】
・京都の高校生を中心としたラグビー選手 約30名
・関西の大学生を中心とした女子ラクロス選手 約20名
・モータースポーツ、アメフト、バスケット、サッカーなどプロ選手 約30名
・その他(水球、空手など)の選手
【著書】
・口腔筋機能改善コンディショニング技法の基礎知識(砂書房 2007)
・実践スポーツデンティスト(共著 / 永末書店 2008)
・スポーツ歯科入門ハンドブック(分担執筆 / 医学情報社 2009)
・ガム徹底活用法(医学情報社 2015)
・筋機能学勉強ノート(医学情報社 2018)
・スポーツ歯学実践マニュアル第2版(分担執筆/医学情報社 2021)
・口腔理学療法こと始め(永末書店 2023)
シリーズコーディネーター・総合司会
島田 淳 先生
歯科医師 / 医療法人社団グリーンデンタルクリニック理事長
略歴・専門医・著書を表示 +
【略歴】
・1987年 日本大学歯学部卒業
・1991年 日本大学大学院歯学研究科(補綴学専攻)修了
・1991年~1995年 日本大学歯学部助手(補綴学教室局部床義歯学講座)
・1995年~1999年 日本大学助手(補綴学教室局部床義歯学講座)
・1999年~2005年 東京歯科大学講師(スポーツ歯学研究室)、東京歯科大学水道橋病院 顎関節・咬み合わせ・歯ぎしり外来
・2005年 医療法人社団グリーンデンタルクリニック 理事長、東京歯科大学非常勤講師(スポーツ歯学研究室)
・2005年~2016年 神奈川歯科大学非常勤講師(かみあわせリエゾン診療科)
・2012年~2022年 日本顎関節学会理事
・2017年~2020年 神奈川歯科大学臨床教授(包括的咬合機能回復外来)
・2020年~2023年 神奈川歯科大学特任教授(包括的咬合機能回復外来)
・2022年 日本顎関節学会常任理事、特定非営利活動法人日本・アジア口腔保健支援機構(JAOS)副理事長
・2025年~ 日本大学歯学部付属歯科病院 臨床教授
【専門医・学会役職など】
・日本顎関節学会常任理事、歯科顎関節症専門医・指導医
・補綴歯科専門医(日本歯科専門医機構)
・日本補綴歯科学会指導医
・日本口腔顔面痛学会評議員、口腔顔面痛専門医・指導医
・日本歯科心身医学会代議員
・口腔理学療法研究会代表
【著書・参考図書】
参加対象
歯科医師、歯科衛生士をはじめとした医療・介護従事者
開催日
2026年12月22日(火)18:30~19:30
※アーカイブ配信あり(配信期限:無期限)
受講料
無料会員:5,500円(税込) / プレミアム会員:無料
※お客様都合によるキャンセル・返金はお受けできません。
お申し込み
おすすめセミナー
お問い合わせ
お問い合わせ先:IOCiL運営事務局
E-mail:support@iocil.jp TEL:03-6891-7110








